頼朝兄さん、腹落ちですか?

皆さま、こんばんは。

ブログにご訪問くださいましてありがとうございます。

今日は、初夏を思わせる陽気でしたね。
木々の新緑を見上げると、そこには澄みきった青空が広がっています。

木漏れ陽が、心地良く、私の大好きな季節になりました。

緑の爽やかな季節、あなたは、どうお過ごしですか?

銀座コーチングスクール認定コーチ&SBT2級コーチ&points of youエバンジェリストのJUNKO ASAHARAです。

義経は、情に訴え許しを請う「腰越状」を頼朝に送っています。しかし、頼朝は、義経と会おうとしませんでした。頼朝は、これからの武家中心の政治を行おうと考えているにも関わらず、自分の意に反する行動を取る義経を認めるわけにはいかなかったのかもしれません。

 

皆さん、お待たせしました。

え?誰も待ってなんかいないって?

でも、気になるでしょ?

気になるでしょ?

気になるでしょ?

誰か!気になるって言って!

という事で。

勝手に、皆さまの御期待に応えるJUNKOでございます。

またまた、JUNKO妄想劇場お付き合いくださいませ。

今回は、かなり長文です。

政子に連れられて、頼朝の屋敷に到着した義経。

政子:パパ~!パパー!

頼朝:あ、ママおかえり。大姫がママ居ないって愚図って大変だったよ。

政子:あのね、パパだって父親なんだから少しは子育てしてよ。大姫が愚図るくらいで大騒ぎしないでよ。もう少し大姫の面倒みてくれてたらパパにだって懐くのに。いっつもパパいないから、大姫だって懐かないのよ。私、嫌だからね、ワンオペ育児!💢

頼朝:ワンオペ育児って、言われてもさー。ママの言いたい事も分かるけどさ。俺だって大変なわけ。平家の残党、日本全国に散らばって、いつ源氏倒そー!みたいな空気になるか分かんないしさー。後鳥羽上皇はあんなだし。昨日は、A案で!今日になるとB案で!みたいな。で、結局どっち?みたいな。

政子:パパは、いいよね。そうやって戦だー、平家だーって、逃げ場あるから。私は、子育てに家事に、御家人達の世話に、やる事てんこ盛りで、自分の時間なんてゼロなんだから!

義経:………。

義経:あのー。

頼朝:うわぁー!びっくりした!何だよ、義経かよ!何してんだよ、そんなとこで。

義経:夫婦喧嘩してたんで、声かけるタイミング逃しちゃって。

政子:あ、ごめん、義経くん。

頼朝:何だよ、ママが義経連れて来たのかよ?俺、義経に会わないって言ったじゃん。御家人達に示しつかないって!義経いたんじゃ。腰超状持ってきてもダメだよ。

政子:パパ、兄弟仲良くしてくれなきゃ、大姫と頼家に示しが、つかないってものよ。

頼朝:うーん、それ言われちゃ弱いなー。

政子:義経くん、パパに謝りたいって。

義経:そうなんだよ!頼朝兄さん、この通りm(__)m俺が悪かった。俺、天狗になってた!

頼朝:おまえさー、後鳥羽上皇に官位貰ったんだってな。京都で検非違使?調子こいてんじゃねぇぞ!

政子:パパ、落ちついて、落ち着いて。

義経:本当に反省してます。

政子:ねえ、パパにとって肉親って何?

頼朝:何だよ、肉親って言ったって、こいつ腹違いなんだぜ。

政子:でも、兄弟よね?

頼朝:そうだけど。

政子:パパにとって、大姫と頼家って何?

頼朝:そりゃ、宝物だよ。命より大切なものだよ。

政子:そうよね。子供って宝物だよね。パパ、二人に望むものって何?

頼朝:うーん、健康で、大きくなって欲しいかな。それに、兄弟で仲良く助け合って欲しいかな。

政子:そうなんだ。パパは、子供達に健康で大きくなって欲しいし仲良く助け合って欲しいと思ってるのね。

頼朝:うん。

政子:お義父さまの義朝さまだったら、二人の今の状況を見て、どんな事を考えるかな?

頼朝:…悲しむかも。

政子:そう、悲しむのね。

頼朝:…。

政子:義経くんと仲直りするのには、何が必要かな?

頼朝:それは、難しい。こいつ、取り返しつかないことしでかしてるから。

義経:本当にごめんなさい。心から反省してます。

政子:パパが、義経くんと仲直りしたとして、その後、どんな事が起こりそう?

頼朝:うーん、何だろう?分からないな。

政子:パパが、義経くんと、このまま仲違いしたままで、何が残る?

頼朝:………何だろう。……後悔?

政子:そうかー。後悔?が残るのね。

頼朝:だってさ、一応弟だし。親父の事考えると、兄弟仲良くが一番だろうし。

政子:そうね。二人が仲良くなったら、お義父さまも喜ぶわよね。

頼朝:分かってるんだよ。分かってる。でも、これからって時に、義経がこんな事、しでかしてるから、御家人達の士気に関わるだろ!

政子:パパ、私が感じた事伝えてもいい?

頼朝:何?

政子:私には、パパが御家人達の事を凄く頼りにしてるなって、感じるわ。

頼朝:そりゃ、伊豆に幽閉されてる時を共に過ごした仲だし。

政子:そもそも、パパは、なぜ平家を倒したいの?

頼朝:そりゃ、源氏復興の為だろう。それに平家のやり方には、違うだろって言いたくなるからな。

政子:あれ?義経くんも源氏復興って言ってたよね?

義経:うん。

政子:パパ、実は義経くんと想いは一緒って事よね?

頼朝:…うん。そうみたいだな。

義経:頼朝兄さん、本当にごめんなさい。俺は頼朝兄さんの為に、源氏の為に頑張ってきたつもりだったんだ。でも、頼朝兄さんに認めて貰えないって事は、ジコマンだよね。俺、気付いたんだ。

頼朝:そんな風に思ってくれてたんだ、義経。

義経:頼朝兄さん、俺、肉親らしい肉親っていないからさ。お母さんは、平清盛の側室になったし、子供の頃に鞍馬山に修行に出されたし。弁慶とは、五条の橋で戦ったし、⬅️これは関係ないけど。俺達の父親、小さ過ぎて俺顔覚えてないし。だから、頼朝兄さんに会えて、この人に絶対、何があってもついて行こう!そう思ったんだ。マジやべぇ。泣く。

政子:義経くんも辛かったのよね。さ、泣き止んで。

義経:政子姉さん、ありがとう。

頼朝:義経、ごめんな。俺、意地を張って。

義経:頼朝兄さん、俺こそごめん。

政子:二人は、源氏再興を願ってるのよね?

頼朝:もちろん。

義経:もちろんです。

政子:じゃあ、源氏復活は、何の為にするのかな?

頼朝:うーん。やっぱり武家中心の世の中にして、民を救いたいと思うからかな。

義経:頼朝兄さん、俺も同じ事考えているよ。

政子:源氏復興の為には、何が必要かな?

頼朝:結束力。だね。

政子:結束力が機能するって、どういう状態?

頼朝:そりゃ、皆んなが同じ方向向いて・・・。

政子:同じ方向を向いて?どうするの?
頼朝:気持ちが1つになる・・・。そうだ、皆んなの力を束ねて、気持ちを1つにする!

政子:素晴らしいわね!じゃ、それをするのに誰に協力してもらう?

頼朝:義経!そうだ!同じ気持ちで、同じ方向を向いている義経だ!義経の力が必要だ!

政子:パパ、腹落ちしたわ

義経:頼朝兄さん!ありがとう!俺、今度こそ期待に応えられるように頑張ります!

政子:もう二人のモチベーションは、上がってるわね。天下統一は目前ね!

頼朝:そうだ!天下統一だ!

義経:そうだ!そうだ!天下統一だ!

政子:じゃあ、天下統一、いつやりますか?

頼朝:えーと、今が西暦1185年だから・・・。これから御家人と決起集会して朝廷に根回しして、なんだかんだで7年かかるかな。

政子:そう。7年かかるのね。

義経:7年でしょ?7年後って・・・。

頼朝:7年後って・・・?

頼朝:あー!!!

義経:あー!!!

頼朝・義経:1192作ろう鎌倉幕府!

というわけで、頼朝、義経兄弟は力を合わせて鎌倉幕府を開きましたとさ。めでたしめでたし。
政子コーチ素晴らしいセッションでしたね♡

皆さま。おあとがよろしいようで。

今日も良い一日でありますように。

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