お釈迦様は名コーチ。

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銀座コーチングスクール認定コーチ
SBT2級コーチ
points of youエバンジェリスト
JUNKO ASAHARAです。

世の中がクリスマスの色になっている今日この頃です。
クリスマスとはイエスキリスト様の誕生を祝う行事。
日本は仏教徒が多い国です。
仏教は大日如来様=お釈迦様を信仰の対象とします。
ふと、湧き上がる疑問。

仏教徒の私達は、お釈迦様のお誕生日4月8日を祝っているのか・・・。

私の住んでいる古河市の寺院等では、4月8日、花まつりが行
われています。

だいぶ前ですが「古河市facebook交流会グループ」の投稿で気になるものがありました。
内容は?というと…

あるところに、
お釈迦様が多くの人たちから
尊敬される姿を見て…
ひがんでいる男がいました。

「どうして、あんな男が
みんなの尊敬を
集めるのだ。
いまいましい。」

男はそう言いながら、
お釈迦様をギャフンと言わせる
ための作戦を練っていました。

ある日、その男は、
お釈迦様が毎日、
同じ道のりを散歩に
出かけていることを知りました。

そこで、
男は散歩のルートで待ち伏せして、
群集の中で口汚くお釈迦さまを
ののしってやることにしました。

「お釈迦の野郎、きっと、
おれに悪口を言われたら、
汚い言葉で言い返してくるだろう。

その様子を人々が見たら、
あいつの人気なんて、
アッという間に崩れるに違いない」

そして、その日が来ました。

男は、
お釈迦さまの前に立ちはだかって、
ひどい言葉を投げかけます。

お釈迦さまは…
ただ黙って、
その男の言葉を聞いておられました。

弟子たちはくやしい気持ちで、

「あんなひどいことを
言わせておいて
いいのですか?」

とお釈迦さまにたずねました。

それでも、お釈迦さまは
一言も言い返すことなく、
黙ってその男の悪態を聞いていました。

男は、
一方的にお釈迦さまの悪口を
言い続けて疲れたのか…
しばらくした後、
その場にへたりこんでしまいました。

どんな悪口を言っても、
お釈迦さまは一言も言い返さないので、
なんだか虚しくなってしまったのです。

その様子を見て、お釈迦さまは…
静かにその男にたずねました。

「もし他人に贈り物を
しようとして、
その相手が
受け取らなかった時、
その贈り物は
一体誰のもの
だろうか」

こう聞かれた男は、
突っぱねるように言いました。

「そりゃ、
言うまでもない。
相手が
受け取らなかったら…
贈ろうとした者の
ものだろう。

わかりきったことを
聞くな!」

男はそう答えてから…

「あっ!」

と気づきました。

そうです…。

お釈迦様を罵った言葉を
お釈迦様は受け取らなかった。

だから、その悪口は…

罵った男のものになったのでした…。

お釈迦様の質問で、男は気づきを得ました。

お釈迦様、名コーチですね。
私達コーチも、視点を変えた質問やフィードバックで自身を客観的に見て頂くことをします。

お釈迦様とコーチを同じとする事は、大変恐れ多い事ではありますが

大切なクライアント様へ、気づきを得てもらう、相手を遣り込めるのではなく、客観的な視点、視座を見ていただく。その事によって気持ちは通ずるものがあると思います。

コーチングは外国から入ってきたものですが仏教の教えに通ずるものを感じます。

名コーチ。

いつの時代にもいるものですね。

あなたの、コーチになれる日が来ますように。

応援しています。

頑張ってくださいね。

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